予防歯科とは
PREVENTIVE
PREVENTIVE
虫歯や歯周病などは早期発見することで、症状の進行を防ぐことができます。
むし歯は初期の段階では痛みがなく、かなり進行をしてからでないと痛みを感じません。
また歯周病にいたっては、痛みを感じることなく進行し気がついたら歯がぐらぐらして抜歯になるケースも珍しくありません。
健康な歯を長く維持し続けられるとこも予防歯科のメリットです。一度失った歯を取り戻すことはできません。むし歯治療で歯を削ることは歯の寿命を縮めます。修復して歯としての機能を取り戻すことはできますが、治療が何度も必要になる場合があります。いかに歯を削ることなく健康な状態を長く維持し続けることが大切なのです。
歯科医院での歯科衛生士による歯のメンテナンスを行うことで歯の表面もツルツルになり、口腔内がとてもスッキリしてきれいになります。歯垢や歯石を除去し細菌を減らして歯周病が進行しにくい状態を作り、維持することができます。
超高齢化社会となった現在の平均寿命は男女とも80歳を超えています。今後の課題として、介護に頼らず自分で最低限の生活ができる「健康寿命」を延ばすことが大事になってきます。
近年の研究で、歯の残存本数が多いほど健康寿命が長くなることが明らかになってきました。
また、残存本数が20本未満で入れ歯を入れていない高齢者は認知症のリスクが約2倍になるという研究もあります。
定期検診には費用がかかりますが、虫歯や歯周病などの治療は長期間に及んでしまうことが一般的です。長い目で見た時に歯科治療にかかる費用を抑えることができます。
また、定期的なメンテナンスを行うことで、歯科だけでなく糖尿病などの全身の病気を予防することにつながり生涯にかかる医療費の負担も大幅に軽くなります。